相談実例
ご相談内容
建設業をしていますが、経験のない私が介護事業できますか? 尼崎市 50代男性
建設業は、いま不況です。受注が減ってこれ以上続けいていくことができません。新しい分野に参入しようと考えています。これから成長が見込まれる介護分野に進出を考えていますが、介護の経験がない私にもできるでしょうか?
お答え
建設業に限らず他業種の方から開業相談を受けることが増えてきました。
たとえば、建設業以外の業種では
- 整骨院
- 不動産業
- 貿易業
- 製造業
- 設計会社
- 小売業
などの介護事業とは関係ない他業種からのご相談があります。
私は、他業種から介護事業に参入される場合の障害として、次のようなことがあると思います。
- 介護の人脈がないこと。
人脈がないため人材確保に苦労します。また、開業後の営業先に人脈がないため利用者獲得に苦労します。 - 採用したスタッフとの会話ができない。
介護の経験がないことから、最初はスタッフの言っている言葉すら分からないことがあります。 - 高齢者を相手にするサービス提供の経験がない方は、苦労するかもしれません。
などです。
このように介護の経験がないと苦労することが多いでしょうが、あなたに「熱意」と「執念」があれば必ず成功されると思います。
しかし、安易に介護事業はこれから成長が見込めるからと参入すると危険です。そんなに甘い世界ではありません。
なお、介護の経験がない方が介護事業に参入される場合、次の3つのパターンがあります。
- 自ら介護に専念するパターン。
自ら会社の代表取締役であり管理者として、現場でスタッフを指導管理する。介護の資格を取得して現場でサービス提供をする。 - 介護はスタッフに任せ、自分はオーナーの立場になるパターン。
この場合は信頼できる優秀な管理者がいないと失敗する可能性があります。さらに、任せるため人件費がその分かかります。 - フランチャイズに加盟するパターン。
いずれが、あなたに適しているか判断して決めてください。
私は、2番目や3番目は本業でかなり利益が出ていて、資金的に余裕がある場合には選択も可能だと思います。そうでなければ、自ら汗を流すぐらいの覚悟が必要です。この場合は、1番を選択してください。
ご相談にお越しいただくことで
● お悩みをより早く解決するための具体策が分かります。
● やるべきことが整理されるので、効率よく問題解決に取り組めるようになります。
介護事業相談実績213件、介護・福祉関係顧問先44社(平成25年10日1日現在)
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